iPodでは、テキストデータを表示する機能が搭載されています。
これは、小説やネット上のニュースなどのデータをメモ帳などで扱えるプレーンテキスト形式で保存することで閲覧が可能となります。Pod野郎では、iPodに表示しやすい形に変換を行うことが出来ます。
テキストデータを入手するには青空文庫やその他のサイト、また様々なツールでエクスポートすることで作成することが出来ます。もちろん、自分で作成することも簡単に可能です。(ワード・メモ帳・一太郎などのソフトウェアにテキストデータを出力する機能が標準で搭載されています)
ノート機能の画面例
iPodの保持できるメモデータ数とファイルサイズ
iPodの仕様書によると、1000ファイルまでしか読み取ることが出来ません。1000ファイルを超える場合は、不要なファイルを削除するようにして下さい。
また、4096byte(4KByte)を超えるファイルは表示できません。機種別メモデータ制限
Apple iPod 4,096文字 iRiver H10 128,000文字 Rio Unite130 ?文字
上部の「ノート」ボタンをクリックすると、以下のような画面が表示されます。
この画面では、iPodのエクストラの機能である「ノート」を追加したり編集することが出来ます。削除を行う場合、iPod内の下層にフォルダが存在した場合でにメモデータが入っていない空状態の場合には削除をするようになっています。削除したくない場合は「いいえ」などを選択してください。ノート一覧の画面
クリックすると拡大します
ノートに追加できるのは通常のテキストファイルとなり、iPodでの表示制限により4000文字程度以内に自動で分割する必要があります。そこで、Pod野郎には文章の分割機能が搭載されています。この画面が表示されているとき、テキストファイルをドラッグアンドドロップすると自動的に取り込まれます。
テキストデータの分割方法は、テキスト分割設定画面
クリックすると拡大します設定項目の解説
「次へ」のリンクを設定 文書の下部に次のページへのリンクを設定します。 ルビ情報を除去 青空文庫などでのルビ振り指定を除去して読みやすくします。 ページ番号を付加 文書上部にページ番号を付加して管理しやすくします。 エンコードタグを追加 日本語モード以外でiPodを使用している場合に、この機能をONにすると文書がきちんと日本語で表示できるようになります。 タイトルタグを追加 取り込むファイル内に、iPod用のタイトル指定タグを追加します。ファイル名が文字化けする時などにお使い下さい。 個別フォルダを作成 取り込む文書専用のフォルダを作成して管理しやすくします。 この画面を毎回表示する メモを取り込むときには分割の詳細設定画面を毎回表示させるように指定できます。
を用意しております。通常の文章であれば、大きな差はありませんので読みやすいものをお選び下さい。また、分割文字数は特に指定する必要はありません。英文や和文用を用意していますので、取り込むテキストデータの形式に合わせて選択してください。
- 行分割
- テキストデータの行の終わりで1ファイルが区切れるように調整します。
- 和文用の句点読点分割
- 日本語文書の「。」や「、」で1ファイルが区切れるように調整します。
- 英文用のカンマ・ピリオド分割
- 英語文書の「.」や「,」で1ファイルが区切れるように調整します。
- 強制分割
- 指定の文字数で強制的に区切ります。句読点やピリオド、行の終わりは一切考慮しません。
また、青空文庫などのデータを利用する場合で、ルビや説明が邪魔な場合にはルビの除去機能を搭載してありますが、先頭部分の解説などは除去できませんので各自で処理を行う必要性があります。小説などの長いテキスト用に、ページ番号をテキスト先頭に振る設定も可能です。ぜひご活用下さい。
iPod内のノートデータは画面一覧からファイルを選択してダブルクリックしたり右クリックメニューを表示することによって簡単に閲覧が可能です。編集も可能ですので、ご活用下さい。
iPod内のメモデータの閲覧や編集をすることが出来ます。
下のバーには、全体のメモデータサイズが表示されますので、iPodで閲覧できない大きなファイルを作成することを防止することが出来ます。
編集機能に関しては、必要最低限となっており、閲覧や簡単な編集といった作業向けとなっています。
編集・閲覧画面