実行・開く・閲覧の処理方法
かめさん2には以下の実行方法が用意されています。
名称 手順 説明 実行・開く Enter,ダブルクリック,メニュー 拡張子判別機能がONの場合、自動判別処理で実行します。(外部ツール設定によって内部ツールが起動したり外部ツールで実行されたりします) 外部ツールで実行・開く Shift+Enter,メニュー 外部ツールが登録されている場合は外部ツールで実行します。登録されていない場合は、Windowsで実行します。 手動実行 メニュー,F2(パラメータ指定のみ) 主に内部ツールで強制的に閲覧・実行させることができます。テキストエディタは強制的に外部ツールで起動されます。
時と場合によって、使用すべき機能を選ぶことが出来ます。
実行・開く
かめさん2は、拡張子によって自動で判別してもっとも適したビューア・ツールを実行できるシステムになっています。内部では、データを以下のような種類で割り振ります。
種類 説明 実行ファイル 常にWindowsで実行させます。 圧縮ファイル 内部エンジンによりフォルダのように扱います。 テキストファイル 外部又は内部ツールで実行します。 シェルファイル 常にWindowsで実行させます。 画像ファイル 外部又は内部ツールで実行します。 ビデオファイル 外部又は内部ツールで実行します。 音楽ファイル 外部又は内部ツールで実行します。
これらのファイルは、基本データとして最初から設定されています。オプションより、手動で割り振る拡張子を変更することが可能です。環境に合わせて変更することをお勧めします。
外部ツールのオプションで、チェックマークがされている機能は内部ツールではなく外部ツールで実行されます。チェックマークがなされていない場合は、自動的に内部ツールが選択されます。また、外部ツールが指定されていない(空白)の場合、自動的にWindowsで実行されます。
※Windowsで実行するというのは、「関連づけされているツールでWindowsの判断で実行される」という意味です。エクスプローラーでダブルクリックしたことと同じことになります。
フォルダを開く
現在の位置にあるアイテムがフォルダの場合で、実行・閲覧を行うと、そのフォルダの中に自動的に入ることになります。
注意事項
・圧縮ファイルを実行・閲覧した場合、統合アーカイバ対応DLLが用意されていれば自動的に圧縮ファイルを仮想的なフォルダに見立てて圧縮ファイル内を閲覧することが出来ます。
・圧縮ファイル内を閲覧している際は、ファイル処理関連機能のほとんどが使用不可となります。(圧縮ファイル内のファイル操作ができないため)
圧縮ファイル内の閲覧
かめさん2では、圧縮ファイル内を閲覧して圧縮されているアイテムを実行することが出来ます。
画像やテキストファイルの場合はメモリ上に解凍され、そのまま直接内部ビューアで閲覧が可能です。また、メモリ展開できない場合や外部ツールを使う場合は、テンポラリフォルダに自動的に解凍されて実行されます。
追加事項
・テンポラリフォルダが終了時に一定の容量(初期設定は100MB)へ達したら自動で削除を行う機能が搭載されています。
外部ツールで実行・開く
実行・開くで、「外部又は内部ツールで実行します。」となっている部分が強制的に外部ツールでの実行となります。
種類 説明 実行ファイル 常にWindowsで実行させます。 圧縮ファイル 内部エンジンによりフォルダのように扱います。 テキストファイル 外部ツールで実行します。 シェルファイル 常にWindowsで実行させます。 画像ファイル 外部ツールで実行します。 ビデオファイル 外部ツールで実行します。 音楽ファイル 外部ツールで実行します。
実行のされ方は、強制的に外部ツールで実行されるようになるだけとなります。内部ツールでは物足りないデータを実行する場合に外部ツールを割当などをすると便利です。
外部ツールの設定はオプションで設定が可能です。
手動実行
目的に合わせて手動で実行することが出来ます。主に内部ツールとパラメータを付けて実行する機能が用意されています。
パラメータ付き実行
実行ファイル等に、パラメータ(引数)を付けて実行することが出来ます。
引数を伴って指定することが可能ですが、引数に文字列を指定する際、「c:\program files\kamesan2.data」のように途中にスペースが入る場合があります。この場合、対象のソフトにうまく引数が伝わりませんので、必ず「"」でくくって実行してください。
引数を伴った実行例
入力:E:\Tools\UPX.exe "c:\Program Files\Kamesan2.EXE"