フォルダ入力・フォルダツリー・インクリメンタルサーチ

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フォルダ入力について


エクスプローラーでは、フォルダの移動は基本的にフォルダをダブルクリックして移動していましたが、かめさん2ではダブルクリックする方法以外に「フォルダの入力」という作業を行うことで対応を行うことも可能です。

フォルダを直に入力することで、コンピュータ内部のファイル保管状態を把握しやすくなりますし、圧倒的にフォルダ間の移動手順が高速化します。キーボードをフル活用して、手順の簡略化を行うことが出来るのです。

フォルダツリー


エクスプローラーでもよく見受けられる、フォルダツリーによるフォルダ移動機能です。かめさん2では、メニュー(操作)>現在の表示フォルダの変更>ツリー移動)やフォルダ入力ウィンドウ(操作>現在の表示フォルダの変更>フォルダのパス入力)で表示できます。



分かりやすくドライブ・フォルダ間を移動することが出来ますが、マウスでの作業ですので手順の簡略という意味での高速化にはなっていません。

そこで、慣れてきた場合には、フォルダ入力をお勧めします。


マイフォルダー


現在表示中のフォルダを登録することが可能な、ユーザー登録型のフォルダリストです。



いつもアクセスするフォルダを登録しておくことで、いつでも好きなときに呼び出してすぐにフォルダ変更が可能です。
登録制限の個数は特にありませんが、非常に多く登録すると探すのに時間がかかってしまいます。

フォルダ入力ウィンドウ

フォルダ入力ウィンドウについて

直接、フォルダパスを入力する方法を行うには、フォルダ入力ウィンドウを使用します。
メニューのキー割当は標準設定でF9となっています。




ボタンの機能の説明は以下の通りです。(左から順に書かれています)
ツリー表示 フォルダツリーを表示してフォルダを選択できます。
補完 現在入力されたフォルダ(空白の場合は現在のフォルダ)で入力結果に近く該当するフォルダを一覧表示します。
履歴(何らかの文章入力時は履歴補完) 今までフォルダ入力した結果の一覧を表示します。また、何か文字を入力した場合はマッチング検索を自動で行い該当するフォルダのみを履歴情報として表示します。履歴補完機能は履歴機能に統合されました。
例:appと入力して履歴機能を使った場合、appという名前が入った履歴内の該当フォルダが一覧表示されます。
マイフォルダー ユーザーが登録したフォルダを呼び出すことが出来ます。
OK 入力されたフォルダを確定します。
キャンセル フォルダ入力を中止して処理をキャンセルします。

候補を表示するウィンドウは以下の通りです。

フォルダ補完の候補一覧ウィンドウ フォルダ履歴の候補一覧ウィンドウ

フォルダ入力の仕方


いくつかの例に沿って解説します。

したいこと 手順 例(">"は入力しない)
現在のフォルダ内のフォルダを指定したい
(現在のフォルダがc:\aaa\でc:\aaa\bbb\を指定したいとき)
直接フォルダ内のフォルダ名を入力する >bbb
全てのフルパスを入力する >c:\aaa\bbb\
途中まで入力して補完する >b
その後TABを押してで選択
履歴の中でc:\のものだけに絞り込みたい c:\と入力して履歴補完を行う。 >c:\
その後、シフト+↓で一覧を選択
親フォルダに戻りたい ..を入力する >..
親の親フォルダの補完一覧を表示したい。 ..\..\を入力 >..\..\
その後TABを押してで選択
ルートを直接示してフォルダ入力したい 先頭に\を付けます。\は現在のフォルダのルートフォルダを基準示すことになります。 >\program files\
これは、
>c:\program files\
と等価。

※現在のフォルダとは、現在ファイルリストで表示しているフォルダのことを示します。

インクリメンタルサーチ


インクリメンタルサーチとは、文字・命令の入力ごとに常にサーチを繰り返してその場その場で結果を反映して表示するサーチ手法です。非常に分かりやすく見やすいのが特徴です。
かめさん2では、ファイルリスト内のアイテム名を検索する機能として、インクリメンタルサーチ機能を搭載しています。

初期キー設定では、F12キーを押すか、メニューから操作>フォルダ変更>インクリメンタルサーチを選択すると以下の画面が表示されます。




・操作方法
ドライブを変更したいとき c:

f:
などと、アルファベット:と打ち込むと自動でドライブ変更を行います。
アイテムにカーソルを合わせたい 先頭から該当する文字を入力してください。GTYJNM.TXTをカーソルに合わせたい場合は、GTYJNM.TXTと文字入力していくとカーソルが該当ファイルまで自動移動します。
アイテムにカーソルを合わせたい(ファイル名の一部しか分からない場合) 先頭の文字から識別しますので、先頭の文字列が分かっているとして、文字を入力していって該当アイテムを探してください。
ワイルドカード(*)や?を使用して検索したい 問題なく使用できます。
例:w?ndowns
例:down*abc*d
また、ドライブ移動にも対応しています。
サーチに該当したアイテムをマークしたい Ctrl+Spaceを押すと該当アイテム全てがマークされます。
フォルダに入りたい たとえば、
DENGEKI
というフォルダがファイルリスト内にあるとして、DEまで打ち込み、カーソルがDENGEKIの位置まできた時に\をさらに入力すると、フォルダに自動に入ることが出来ます。
例:DE\
ウィンドウを閉じたい エンターまたはエスケープを押してください。

・インクリメンタルサーチ実際例



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