information
ゲームの展開をユーザーに選択させる機能です。
選択肢関数について
選択肢関数は、通常の関数とは異なり、選択しデータの与え方がスタートとエンドを行に渡って指定することで実行します。
@?Select.Start〜@?Select.Endの区間内に行ごとにパラメータを指定します。パラメータは、関数別に全く異なりますので注意してください。
選択肢は100個分のデータを保持することが可能です。
選択肢の設定
アドベンチャー選択肢ウィンドウの設定を行う必要があります。
Game.Infoの@selwinset命令で設定することが可能です。
選択肢関数の種類
アドベンチャー選択肢 @select.start アドベンチャーウィンドウに選択肢を表示します。 ノベル選択肢 @textselect.start ノベル画面に選択肢を表示します。 ボタン選択肢 @btnselect.start ボタンによる選択肢を表示します。 フラグ同期選択肢 @cgselect.start フラグと同期したボタンによる選択肢を表示します。 時限選択肢
時限選択肢の設定ファイルを使用することで、時限機能を追加できます。
注意事項
・セーブラベル機能使用時の場合には、「前の選択肢へ戻る」の不許可を指定していない場合以外には必ず付加してください。実行エラーとなります。
選択肢関数一覧
@select.Start(マウススイッチ,選択肢初期化禁止スイッチ,選択肢コメント文章,効果音1,効果音2,時間制限選択肢設定ファイル,選択肢記録スイッチ,フラグ連動表示スイッチ)
解説
選択肢のウィンドウを表示します。
引数
マウススイッチ : マウスの自動移動設定を拒否する場合Trueを指定します。 選択肢位置初期化禁止スイッチ : 選択肢選択位置を初期化したくない場合はTrueを指定します。メインメニューなどすぐに戻るメニューに使います。 選択肢コメント文章 : 履歴に記録する場合のコメントを指定します 効果音1 : カーソル効果音ファイルを指定します。 効果音2 : 決定時の効果音ファイルを指定します。 時間制限選択肢設定ファイル : 時間制限選択肢設定ファイルを指定すると時限式選択肢になります。 選択肢記録スイッチ : Trueにすると選択肢記録(どれを選択したのかの記録)の読み込み・記録を行わずにすべて無視します。ゲーム設定ファイルで予め選択肢記録をオフにしていると無視されます。 フラグ連動表示スイッチ : Trueにするとフラグがオンのとき表示しないようにします。このスイッチがFalseの時は、フラグの値がオンの時は表示されますが選択することが出来ません。 例
@select.start(true,False)
@TextSelect.Start(マウススイッチ,選択肢初期化禁止スイッチ,選択肢コメント文章,効果音1,効果音2,時間制限選択肢設定ファイル,選択肢記録スイッチ,フラグ連動表示スイッチ)
解説
ノベルモードの際の選択肢機能です。文章の描画済み行の下に選択肢を表示します。
引数
マウススイッチ : マウスの自動移動設定を拒否する場合Trueを指定します。 選択肢位置初期化禁止スイッチ : 選択肢選択位置を初期化したくない場合はTrueを指定します。メインメニューなどすぐに戻るメニューに使います。 選択肢コメント文章 : 履歴に記録する場合のコメントを指定します 効果音1 : カーソル効果音ファイルを指定します。 効果音2 : 決定時の効果音ファイルを指定します。 時間制限選択肢設定ファイル : 時間制限選択肢設定ファイルを指定すると時限式選択肢になります。 選択肢記録スイッチ : Trueにすると選択肢記録(どれを選択したのかの記録)の読み込み・記録を行わずにすべて無視します。ゲーム設定ファイルで予め選択肢記録をオフにしていると無視されます。 フラグ連動表示スイッチ : Trueにするとフラグがオンのとき表示しないようにします。このスイッチがFalseの時は、フラグの値がオンの時は表示されますが選択することが出来ません。 例
@textselect.start(True,False,"","","","",False,True)
@BtnSelect.Start(マウススイッチ,選択肢初期化禁止スイッチ,選択肢コメント文章,効果音1,効果音2,時間制限選択肢設定ファイル,選択肢記録スイッチ,フラグ連動表示スイッチ)
解説
ボタンを選択肢として扱います。画像ファイルは全てパラメータで設定します。
引数
マウススイッチ : マウスの自動移動設定を拒否する場合Trueを指定します。 選択肢位置初期化禁止スイッチ : 選択肢選択位置を初期化したくない場合はTrueを指定します。メインメニューなどすぐに戻るメニューに使います。 選択肢コメント文章 : 履歴に記録する場合のコメントを指定します 効果音1 : カーソル効果音ファイルを指定します。 効果音2 : 決定時の効果音ファイルを指定します。 時間制限選択肢設定ファイル : 時間制限選択肢設定ファイルを指定すると時限式選択肢になります。 選択肢記録スイッチ : Trueにすると選択肢記録(どれを選択したのかの記録)の読み込み・記録を行わずにすべて無視します。ゲーム設定ファイルで予め選択肢記録をオフにしていると無視されます。 フラグ連動表示スイッチ : Trueにするとフラグがオンのとき表示しないようにします。このスイッチがFalseの時は、フラグの値がオンの時は表示されますが選択することが出来ません。 例
@BtnSelect.Start(False,True,"","cursor5.ogg","decide2.ogg")
@cgselect.Start(マウススイッチ,選択肢初期化禁止スイッチ,選択肢コメント文章,効果音1,効果音2,時間制限選択肢設定ファイル,選択肢記録スイッチ,フラグ連動表示スイッチ)
解説
フラグのスイッチに連動して表示・非表示を自動で行える選択肢機能です。
引数
マウススイッチ : マウスの自動移動設定を拒否する場合Trueを指定します。 選択肢位置初期化禁止スイッチ : 選択肢選択位置を初期化したくない場合はTrueを指定します。メインメニューなどすぐに戻るメニューに使います。 選択肢コメント文章 : 履歴に記録する場合のコメントを指定します 効果音1 : カーソル効果音ファイルを指定します。 効果音2 : 決定時の効果音ファイルを指定します。 時間制限選択肢設定ファイル : 時間制限選択肢設定ファイルを指定すると時限式選択肢になります。 選択肢記録スイッチ : Trueにすると選択肢記録(どれを選択したのかの記録)の読み込み・記録を行わずにすべて無視します。ゲーム設定ファイルで予め選択肢記録をオフにしていると無視されます。 フラグ連動表示スイッチ : Trueにするとフラグがオンのとき表示しないようにします。このスイッチがFalseの時は、フラグの値がオンの時は表示されますが選択することが出来ません。 例
@CGSelect.Start(False,True,"","cursor5.ogg","decide2.ogg",True,True)
アドベンチャー選択肢
はじめに
アドベンチャー選択肢は、ウィンドウ上に選択肢を表示させるものです。
記述方法
@textselect.startと@textselect.endの間の行に、パラメータとデータを記述します。
セミコロンの後には通常、システム系関数の@SNFLoadや@goto等の命令を記述します。パラメータ(フラグ変数による非表示時機能を使わない場合)
"選択肢に表示する文章";選択時に実行する関数パラメータ(フラグ変数による非表示時機能を使う場合)
("選択肢に表示する文章",フラグ変数番号);選択時に実行する関数
フラグ変数による非表示機能を使用する場合は、選択肢関数のパラメータ「フラグ連動スイッチ」がオンになっていないと無効となります。
記述例
@select.start(true,False)
"もう帰る。";@goto("!kaeru")
"帰らずに屋上に行く。";@goto("!okujou")
@select.end
ノベル選択肢
はじめに
ノベル選択肢は、ノベル表示の直後に選択肢を表示させるものです。
記述方法
@textselect.startと@textselect.endの間の行に、パラメータとデータを記述します。
セミコロンの後には通常、システム系関数の@SNFLoadや@goto等の命令を記述します。パラメータ(フラグ変数による非表示時機能を使わない場合)
"選択肢に表示する文章";選択時に実行する関数パラメータ(フラグ変数による非表示時機能を使う場合)
("選択肢に表示する文章",フラグ変数番号);選択時に実行する関数
フラグ変数による非表示機能を使用する場合は、選択肢関数のパラメータ「フラグ連動スイッチ」がオンになっていないと無効となります。
記述例
\lこんな風にガンガン書いていきます。\nそして、下のほうに選択肢を表示する方法があります。\n
@textselect.start(True,False,"","","","SELECT02.SLT")
"選択肢番号1";@goto("!s1")
"選択肢番号2";@goto("!s2")
"選択肢番号3";@goto("!s3")
@textselect.end
ボタン選択肢
はじめに
ボタン選択肢は、タイトルやマップ等での選択肢を表示させるものです。
記述方法
@btnselect.startと@btnselect.endの間の行に、パラメータとデータを記述します。
パラメータ(通常)
ボタン画像ファイル名,押されたボタン画像ファイル名,位置X,Y,サイズW,H,透過スイッチ;選択された後に実行する関数透過スイッチを使用すると、@keycolorで設定した色を透過します。またαチャンネル使用モードになっている場合はαチャンネルによる透過処理を行います。パラメータ(フラグを使用する場合)
ボタン画像ファイル名,押されたボタン画像ファイル名,位置X,Y,サイズW,H,透過スイッチ,フラグ番号;選択された後に実行する関数
フラグを使用する場合は、フラグがTrueの場合だけ選択を可能とします。Falseの場合は表示はされますが、選択できません。
セミコロンの後には通常、システム系関数の@SNFLoadや@goto等の命令を記述します。
記述例
@BtnSelect.Start(False,True)
("mn_start.piz","mn_startp.piz",220,160,200,30,False);@goto("!startgame")
("mn_load.piz","mn_loadp.piz",220,190,200,30,False);@goto("!loadgame")
("mn_cgview.piz","mn_cgviewp.piz",220,220,200,30,False);@goto("!cgview")
//("mn_retrace.piz","mn_retracep.piz",220,250,200,30,False);@goto("!retrace")
("mn_bgm.piz","mn_bgmp.piz",220,280,200,30,False);@goto("!bgm")
("mn_set.piz","mn_setp.piz",220,310,200,30,False);@goto("!settings")
("mn_exit.piz","mn_exitp.piz",220,340,200,30,False);@goto("!owari")
@btnSelect.End
参考情報
・ボタン画像ファイル名を無指定にしすることも可能です。この場合は、背景に直接描画しておく必要があります。
・選択肢項目を多くすると、処理が非常に重くなります。音楽再生や速度に大きな影響が出る場合があります。
フラグ同期選択肢
はじめに
フラグ選択肢は、履歴モードやCG閲覧モード等での選択肢を表示させるものです。
記述方法
@cgselect.startと@cgselect.endの間の行に、パラメータとデータを記述します。
フラグがTrueの場合だけ、選択肢を表示します。また、フラグ番号が0(ゼロ)の場合は強制的にTrueと判断されます。ボタン選択肢のフラグは、「選択できない 」だったのに対して、フラグ同期選択肢は「表示しない 」となります。パラメータ
ボタン画像ファイル名,押されたボタン画像ファイル名,位置X,Y,サイズW,H,透過スイッチ,フラグ番号;選択された後に実行する関数
透過スイッチを使用すると、@keycolorで設定した色を透過します。またαチャンネル使用モードになっている場合はαチャンネルによる透過処理を行います。
フラグを使用する場合は、フラグがTrueの場合だけ選択を可能とします。Falseの場合は表示はされますが、選択できません。
セミコロンの後には通常、システム系関数の@SNFLoadや@goto等の命令を記述します。
記述例
@CGSelect.Start
("sevcg_class_room.jpg","",50,50,100,75,False,1);@goto("!CG01")
("sevcg_class_room_y.jpg","",150,50,100,75,False,2);@goto("!CG02")
("sevcg_courtyard.jpg","",250,50,100,75,False,3);@goto("!CG03")
("sevcg_entrance.jpg","",350,50,100,75,False,4);@goto("!CG04")
("mn_return.piz","mn_returnp.piz",400,430,200,30,False,0);@goto("!CGReturn")
@CGSelect.End
参考情報
・ボタン画像ファイル名を無指定にしすることも可能です。この場合は、背景に直接描画しておく必要があります。
・選択肢項目を多くすると、処理が非常に重くなります。音楽再生や速度に大きな影響が出る場合があります。